「幻想即興曲/Fantasic Impromptu」はショパン作の即興曲第4番。
1834年に作曲されたもの。数あるピアノ曲の中でもポピュラーな曲のひとつに挙げられる。
この曲はショパン自ら発表したものではなく、彼の死後、友人である
ユリアン・フォンタナが改稿して発表したものです。タイトルもフォンタナが名付けており、
ショパンはこの曲にタイトルをつけていませんでした。
トリノオリンピックでフィギュアスケートの荒川静香選手が 金メダルを取った際にショートプログラムで使用したのもこの曲です。
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ショパン・ソナタ作品35 アルフレッド・コルトー版
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副教材として練習のお供にどうぞ。 |
あらゆるフレーズについて詳細な解説が書かれており、読むだけでも大変に勉強になる楽譜です。特に原典版では指示の乏しいデュナーミク、アゴーギク、およびペダル使用法に対する言及と補完が見事です。運指に関してもコルトー独自の考察が加えられており、音楽表現に即した指つかいについて考えさせられます。また弾きにくい箇所の練習方法がたくさん載っており、独習時には大いに参考になるでしょう。この曲で苦労している方は、コルトーの練習方法を取り入れれば間違いなく弾けるようになると思います。
ただ、この楽譜だけで譜読みすることは現実的ではありません。あまりにも解説が多いことと(半分以上が解説というページが少なくない)、また楽譜の内容そのものが古く現在のショパン研究からすると問題のある記譜をしている箇所もあること、などがその理由です。したがって、ナショナルエディションなどの原典版で譜読みをしつつ、補助的な解説本としてこの楽譜を使うのが良いと思います。ショパンのソナタに限りませんが、楽譜そのものよりも付記された解説と練習方法に価値があるのがコルトー版の特徴です。

